ケータイ小説 野いちご

龍と虎に愛されて。

第一章
初めての気持ち―龍心サイド―


―――龍心サイド―――


「教科書の34ページを開いてください」


退屈な授業が始まり、机の中から教科書を取り出す。


生物室から飛び出していった後、佐和は教室に姿を現さなかった。


『大っ嫌い!!』


そんな言葉を俺にぶつけた佐和。


佐和の言葉が何度も頭の中でリピートされる。


その言葉を思い出すたびに、なんともいえない気持ちが胸の中に広がっていく。



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