ケータイ小説 野いちご

龍と虎に愛されて。

第一章
復讐の時―龍心サイド―


―――龍心サイド―――


「……て、適当に座って?」


二階に案内され、俺は佐和の部屋に足を踏み入れた。


ベッドの上に乱雑に置かれたファッション雑誌。


脱ぎ捨てられ、花が咲いている状態の洋服。


テーブルの上には、空いた袋菓子とペットボトルが大量に置かれていた。


「……女の部屋とは思えねぇな」


俺は佐和に気付かれぬ様、ボソッと呟いた。

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