たった五頁、その上本当に一場面だけの短篇を手にとって下さり、ありがとうございます。

ずっと書きたいな、と思っていたのに公開できたのは本編が完結してから半年も後。

秋なんて終わり、冬まっただ中。


本編では多分きっと継虎のこういう感情はほとんど出てないんじゃないかなぁと思っています。

だからこそ、どうだったのか書きたいなと。

その割に淡々とし過ぎてしまったなぁとも。


何故『秋』なのか、気づいて頂けたら幸いです。


桔梗を選んだのはその花言葉から(ちなみに背景色は「桔梗色」だったり)


鵯は昔から愛され、人に慣れる鳥で秋の季語だったからという理由ですので、話とはあまり関係なかったりします。


あと「竹」と呼ばれるのは継虎の幼名が「竹吉」だからです。

本編で言ったかしら…どうだっただろう。


大変短く拙いものを失礼致しました。

最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。


2010.1.31 タチバナユノ