ケータイ小説 野いちご

白いジャージ5 ~先生とラベンダー畑~

第1章
牧場






バスの中で眠ってしまっていた。




「うわ!!」



目を開けるとそこには先生の笑顔があった。



私の寝顔を見て笑ってるなんて、恥ずかしいけど嬉しい。



先生は人差し指を口の前で立てた。



そして、その指を横に向けて桃子を指差す。




眠っている桃子。




その桃子を優しく見つめる翼先生。



その瞳を見て、安心した。




間違いなく、翼先生は桃子のことを大事に思っている。



もしかしたら、桃子以上に「恋」しちゃってるのかも知れない。




私は授業では見たことのない翼先生の表情にちょっとドキドキしつつ、先生と目を合わせて頷き合った。








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