皆さん、今回もお疲れ様でした。

課題は車窓の風景でしたが、最初に浮かんだのはリボンが風に舞って飛んでいくシーンでした(笑)


因みに乗り物は、「蒸気機関車(みたいなもの)」です。
イメージとしては、欧米レトロな機体です。西部劇的な感じでしょうかね?鉄と木。

車窓の風景は、いつも窓の外を見ていて目に留まるある意味在り来たりなものかもしれませんが、必ず誰しもが目にする…流れるスピードの違い、を描いてみました。
比較的皆さんに奥行きやスピードを感じて頂けたようで、内心ホッとしています。

頂いた感想の中では、私の思い描いていた設定をぴたりと的確に書いて下さっている方がいらしてとても嬉しかったです。

因みに実はファンタジーです、この話。
前回まで東雲兄弟ばかり書いていた反動か、全く書いてないですが設定はファンタジー山盛りでした(笑)

リボンは故郷の者である証で、住まう者全てが所持しています。
色には様々種類と意味が有るんですが。

彼は故郷を出る際にそのリボンを置いてこようとしていたのですが「外の世界は禄な所じゃない」「生きていけるわけがない」「此処こそが安住の地」という閉鎖的な考えが人々には根強く、「直ぐに戻ってくるに決まっている」と信じて疑わない母に無理矢理髪に縛られてしまいました。

列車に乗ったら外そうと思っていたのに、観たこともない車両に魅了されすっかり忘れていた訳です(笑)
そうやって直ぐに身に馴染んでしまうリボンが忌々しいが為に途中からは「布切れ」と呼んでいます。

因みに彼は男です。
分かり易く一人称は「俺」にしていましたが、小道具がリボンだった事も有り混乱させてしまったみたいで反省です;
個人的には一人称俺の女性は大好物なのでいつか書きたいんですけどね(笑)


本当はもっと車内の内装や雰囲気、景色、スピード…様々なものを分かり易く書きたかったのですが…難しいですね;


ここまで読んで下さってありがとうございました!