「はぁ・・・はぁ」

片手に機関銃、もう片手には日本刀をもち、乱舞している青年、後藤康司は狂気に満ちていた.


「何度でも出て来いよ!相手してやるよ!!」


何重にも返り血を浴びたからだは、異臭を放っている.



「・・・・・・・・・はぁ」


もう体はボロボロで立つことさえままならない.

後藤はフラフラと座りこんでしまった.




ガサッガサッ


後藤の後方から音がした.
「!?」


後藤は再び機関銃と日本刀をもち、忙しく立ち上がった.