彼女も僕も、叩き叩かれしながら、絶頂に至った。
僕はネクタイを替え、そのまま出社した。
彼女は、恭しくお辞儀をして、去って行った。
僕は、また彼女に会えないか、とあらぬ妄想に耽りながら、数日が過ぎた。
その日は、秋の日差しがとても気持ち良く、仕事を早く切り上げて、海の見える公園にいた。
花火大会でもない限り、都内であまり人が来ない、穴場だ。
今日も、人影がほとんどなかった。
そこに、一人ぽつりと佇む女性の横顔を見て、僕は驚いた。
…してみるものだな、妄想。
彼女はよくここに来るそうだ。
運命かもしれない。人目もないし…。
倉庫らしき建物の陰で、潮風に吹かれながら、僕らは屋外Sexを楽しんだ。
もしかしたら、海上の船から、僕達が下半身を白日にさらけ出し結合している姿を見て、船内でオナニーを始める輩がいるかもしれない。
屋外って燃えるなあ。彼女に出会って、何だか助平になってる。
どうせなら、裸にしてしまえ、と彼女を全裸にし、地面に押し倒すと、きゃっ冷たい!と乳首がピンと立った。
僕は楽しくなって、乳首の一方は舌で転がし、もう一方は指で弾いた。
あぁん。体には力が入っているのに、脚の付け根からは滴が流れ出ようとしていた。
何かないかと辺りを見回し、こ汚いロープを見付けた。
僕はロープの先で、くすぐっては叩き、膣に差し込んでみたり、彼女を弄んだ。
昇り詰めてしまい、ロープで彼女を縛ってしまった。
このまま海に落としちゃおうか。
彼女は怯えた。
冗談だよ、と言う僕に、いいわよ、と答える彼女。
どうかしてる、彼女も僕も。
夕暮れの海を背に、僕らは別々に帰路についた。
僕は更なる妄想に耽った。
また会えるといいな…。
久し振りに、オナニーをしてから眠ってしまった。
雨降らないかな…。