―翌日。

私はソウマの店に来ていた。

先に来ていたルカが手を上げる。

「やっほ。マカ」

「ルカ、マミヤはどうだ?」

ルカは黙って首を縦に振った。

「そうか。こちらもすでに選択させた。後は…」

視線をずらすと、セツカとソウマがいた。

「コイツ等に任せよう」

「うん。…お願いね」

私とルカは、ソウマにケータイを渡した。

「確かに」

「期待して待っててよ」