「ミナ、誕生日おめでとう!」

「ありがとう! マカ」

翌朝、私は早速ミナにプレゼントを渡した。

駅前の喫茶店に呼び出し、今日も学校は休みなので、一日遊ぶことにしたのだ。

「プレゼントはこっち。早速開けて見て」

「うん!」

ミナは包装紙を開けて、中身を取り出した。

「わぁ…! 可愛い♪」

「ミナに似合うと思って。後こっちはミナの好きなモモのゼリー! 保冷剤を入れてるから、お昼にでも一緒に食べましょ」

「ありがとう! マカ。大好き!」

抱きついてきたミナを、私は笑顔で受け止めた。

「うん!」