駅前まで3人仲良く歩いていくと


「ここだよ。」


って桜汰君が立ち止まった



『和Dining 和み亭』


看板にはそぉ書いてあった



桜汰君はいったん手を離して店の中に入ると



「お〜い、荘和(ソウワ)悪い、少し遅れた。」


カウンターから少しだけ見える、厨房の中の誰かに声を掛けた


「桜汰、遅せぇよ!!」


厨房から出て来たのは
坊主に近いくらい短い頭をした

ごつくてイカツイ男の人だった


「だから謝ってじゃん!!」


「たくよぉ…」


半ば呆れた顔で溜め息をついた荘和?さんの視線が
私と銀星へ向けらる


私を見るなり彼は


「おい、桜汰!この可愛い子は誰だ!!」


叫んだ、、、、


可愛い?

その言葉に赤面してちゃう


「誰って…言ったじゃん。花穂ちゃんと銀星。」


「あぁ!!だってお前、花穂ちゃんは年上だろ??この子二十歳前だろ??」


「違うよ、花穂ちゃんは童顔なんだよ!!」


意味の分からない二人の口喧嘩を止めるために


「あの…新田花穂です…」


って挨拶をしてみた