指折り数えて待ちに待った土曜日

うんとオシャレして
メイクもばっちし

待ち合わせ場所のコンビにで彼を待つ


ブォン


あっ!修ちゃんが来た。


私はとびっきりのスマイルで挨拶した。

「おはよう」


「おう。乗って」


彼の助手席に乗った。


「どこ行く?」


「この間は山だったから今日は海がいいな」


「OK!」


彼は爽快に車を飛ばす

彼の横で助手席から見た
移りゆく風景1つ1つが
新鮮に見えた。


自然に世間話もできたし
私を出せた…


楽しすぎ

ドキドキしどおし…



信号待ちで
時々私を見る眼差し


ヤバイ…私壊れそう

(ノ><)ノ




1時間程で海に着いた。

4月の日差しは
思ったよりも強かった…


海岸を修ちゃんと並んで歩く

「俺さ帆ちゃんが気になって仕方なかった」

「えっ?」


「今まで出会った子は
ご飯は男が払って当たり前

出会ったその日の内に向こうからメールが来る

どこに行きたい?って聞いても
どこでもいいって…

だけど帆ちゃんは違う!

俺の知ってる女の子を覆す

この1週間の間
ずっと帆ちゃんを想ってた…」


「私も…

私…修ちゃんが好き」


「俺も好きだよ」


見つめ合って
気持ちを確かめ合った…

太陽の下で

波の音

風の音

遠くから聞こえる
子どもの笑い声

小鳥のさえずりさえ
私達を祝福してくれたように思えた…(v_v)


あなたが好き