違う日の昼休み。


一歩がオレも彼女と話していい?っつうから、渋々一歩を連れ裏庭へ。


彼女が一歩を好きになったらどうしようとか、あらぬ不安が頭をよぎる。


いや…大丈夫。オレも捨てたもんじゃないぞ!?…多分。




行く途中、靴箱の所で姉ちゃんに会った。


「太久っ」


うわ…お願い、来んなって。


オレの願いも虚しく、姉ちゃんが近付いてくる。