夏の暑いある日


「いってきま-す」


来た!


ドタドタドタドタ
俺は勢いよく階段を下りる



ガチャ

「め―い!おはよっ」



「あ!凌おはよ」


俺は蒼井凌(あおい,りょう)


「てかまた凌と学校行かなきゃなの―?」


こいつは
河合芽衣(かわい,めい)


俺と芽衣は
幼なじみで家が隣
ものごころがついた時から
一緒にいた。



「だって芽衣と学校行く時間一緒なんだもん」


これは嘘
俺は毎朝、部屋から
芽衣が家を出るのを確認してる


もう分かった?
俺は芽衣が好き
いや..大好きなんだ