ケータイ小説 野いちご

夜の世界


みんな気づいていた。


彼らが自分には気がないことを。


でも辞められない。


離れたくても離れられない。


「ねぇ、聞いた?翔って希さんと付き合ってるって!」


私がその噂を聞いたのはそれからしばらくしてからのことだった。


私と同じ頃から通い始めた玲が私に教えてくれた。

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