未奈美がこの世からいなくなってから1週間がすぎた。
私は学校にも行かず、ご飯も食べず、ずっと未奈美との写真を眺めながら過ごしていた。

先生や友達も心配して毎日の様に家に来てくれた。だけど、私は誰とも会うことはなかった。

ただ、1人、達也を除いてわ。
なぜか、達也だけは受け入れる事ができた。達也は毎日友達からの手紙をもって私の家に来てくれた。


友達からの手紙は嬉しかった。



だけど私の気持ちなんて誰にも分かるわけない。



励ましの言葉は今の私には同情にしか聞こえなかった。


同情なんかしてほしくなかった。



私の気持ちを分かった様なこと言わないでほしかった。