長万部んをマスターした後、突如現れた金髪美人はエビ原に囁く。
「君は日本人ではないね?」
と分かりきっている答えを問うかのように彼女は笑顔で尋ねる。
「オレは、イラン人なんやで」
と長万部んを巧みに使いこす。
「じゃあ我が母国の1つの家系に伝わる黒魔術を知っているかい?」
と誰でも知ってる位有名だと言わんばかりに笑顔で問う。知ってるわけないやろ。姉さん、どこの人やねん…。
「いや、知らないんやで」