蒼斗くんと付き合って一年が経とうとしていた。



蒼斗くんは高校三年の受験生




時間を見つけてはお互いの家を行き来している私達。今日は彼の家に来ていた。



そしてお風呂を借りて出たら、なにやら彼の喋っている声が聞こえた。










『元気か?…あぁ俺は元気だよ』


優しい優しい彼の声…
誰かと電話で話しているみたい…



『うん、うん…そうか、ははっ』



楽しそう…