あの後、クラスに戻って、とりあえず何を作るかだいたいのことを決めた。 ツルヤが愛村君の言葉を遮ったせいで、なんだかモヤモヤしながら毎日を過ごしていた。 「鹿波ぃ!」 …うるさいなぁ。 「なんですか?」 「おまっ…!ホームルームに読書はないだろ!」 読書? あ、コレ朝読んでた本だ。 「え、もう4時間目?」 「鹿波ぃぃぃいぃ!!!」 クラスが爆笑し始める。 最近、あたし 笑われてない?