この前は凄かった。                          

 キョウスケは思い返しては自慰にふけった。                           
 止めどない暴行、そして殺害。                                 
 二つの行為はキョウスケが抱いていた願望だった。                        

 違うと思っていたレイプしながらの殺害さえ、あのときは堪能できた。                           

 今度は何をするのだろう。                                   

 あの日から数日経っても携帯に連絡が来ることはなく、冷めやらぬ記憶に急かされる日々をキョウスケは送っていた。                              

 もっと殺したい。