「!」

 外れた?

 女は、思ったよりも相手の動きが素早い事に感心した。

 あのタイミングなら、絶対当ると思ったのに。

 あなたには恨みは無いけど、これもあたしのためだから……淡々とした表情を見せ、マシンガンを男に向かって撃ち続けた。

 弾倉(マガジン)を素早く交換しながら、徐々に近づく。

「まだ子供じゃないのか!?」

 キムはテーブルの端から相手を確認した。