ケータイ小説 野いちご

闇夜の黒猫

第1章§
運命を変えた夜


その後の二人は前と変わらず会っていた。



デートは出来ないが、二人が会う時間がデートそのものだった。



二人の関係を知っているのは、“B”と真希だけ。



本当に秘密だった。



しかし隼人とりさの中はさらに深まっていった。



そして月日は三か月過ぎた。



季節はもうすぐ冬。




そんなある日、隼人にある任務が伝えられた。



「ヒットマン…?」

「あぁ、殺し屋だ。あるマフィアが密輸組織と関わってるらしい。」

「密輸組織…。」

「今夜ヒットマンの一部が来日する。」



――今夜…。



今夜はりさと会う予定があったのだ。




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