ケータイ小説 野いちご

闇夜の黒猫

第1章§
芽生え始めた想い


数日後、



「…ぁ…黒…猫…。」

「死ね。」



――手…血塗れだ…。



今からりさと会う。



服は返り血を浴びていた。



早く任務を終わらせようとしたからだ。




今宵は満月。



月の光は満ち溢れていた。



――隼人遅いなぁ~



待ちくたびれたりさ。



――あ!隼人!!


「隼人~!!」



りさは隼人の元に駆け出した。



「危ない!!」

「わっ!」



勢いがあり過ぎて石に足が引っ掛かったのだ。



――痛っ…


「…くない…。えっ!!」




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