ケータイ小説 野いちご

◆~恋色模様~◆  .★*゚なみだ模様゚*★.

☆なみだ模様☆
◆ 図書室 ◆



静かな図書室。



最近私は、図書室に入り浸っている。



もちろん毎日じゃないよ。



でも“彼”のいるときは、大抵毎日いるんだけど。



今日もカッコイイなぁ…渡部蒼(ワタナベ ソウ)くん。



私の好きな人、渡部蒼くんは図書委員で、彼が当番のときは必ずと言っていい程図書室にいる。



まぁいなくてもいるときはあるけど、彼がいるときは、絶対なんだ。



特に、今日は終業式。



これから夏休み会えないんだもん!



今日は来るしかないでしょっ





「カッコイイ……」



「いい加減見てるだけは止めたら?」





びくっ



後ろから聞こえる、低めの女のコの声に肩を揺らす。





「汐月(ユヅキ)、ちゃん…」



「萌(モエ)はもうちょっと積極的に行くべき」



「ムリだよ……」



「だよねー」





私だって話しかけられるならとっくに話しかけてます…





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