『直樹君~~♪♪』



いつものように、俺を見つけると、



嬉しそうに何度も手を振って、



俺のそばに駆け寄ってくるのは、



俺の彼女、



まりあちゃん。



大好きで、大好きで、



どうしようもないほど、



まりあちゃんに俺は惚れている。



他のどんなカップルにも負けないくらい、



俺達はラブラブだってね。



つい最近まで、俺はマジでそう思ってた。