美樹side~







帰り。
俺は門の前でどれくらい
待ってるんだろう…


「美樹くん1人~?」

「あ…先輩っすか?」

「タメでいいよぉ~てか
 綾って呼んで★」



…どこから出てるんだその
甘くて
ぶりぶりした声は!!

しかも香水キッツ…




「ダメだよ綾ぁ。美樹は私の!!」
「ずるーい」

「「一緒に帰ろぉ?」」


もう1人沸いてきた…
はぁ。おっせーよあいつ。


早く帰りてぇ…





「えっと先輩今日は…「やめなよ」」