「なにじゃないよーー!

もうお昼なのに授業受けなくて良いの?」



藍鬼が顔をのぞき込んでくる


「えっ・・・お昼!?」


ガバッと起きあがり、
ケータイで時間を確認する




時刻は 12:45

完璧昼休みだ


柚莉からメールが数件ほど届いていた。

「マナーモードにしてて気づかなかった・・・」


ごめん柚莉!
心の中で謝ってみる




「結構寝てたね」

「ホントだね・・・」

「ぐっすり寝てるから起こせなかったんだよ?」



ピョンッと膝の上に乗っかる。


「ごめんね」


頭を撫でるとギュッと抱きついてくる


顔を胸に埋めてスリスリ・・・・






「ご飯食べないの?」


胸から顔をあげ聞いてくる。


「そーだね・・・食べよっかな」