「琴音、おはよう。
朝だぞ?」

これは……准兄ちゃんの声?
だけど……ここにいるわけないよなぁ…。
まだ私、夢見てるんだ!

ユサユサ

誰かに揺らされている……。

「んーー……」

「琴音ーッ!
ヤバい遅刻するぞ!」

「嘘……!?」

遅刻!?それだけはヤバい!
入学式そうそう遅刻は最悪過ぎる!

「ハハッ嘘だよ♪」

え………?
准兄ちゃん……?

「あ……!」

私は少し考え込むと昨日の出来事を思い出した。

そうだ時今日から一緒に住むんだ!
夢じゃなくて良かったぁ♪

「琴音?
よくわからねぇけどいいかげんヤバいぞ時間。」

「へ………?
ヤバいーッ!!」




「じゃあいってきまぁす!」

ヤバい、ヤバい……。
嬉しすぎて朝からはしゃいじゃった(笑)

「オハヨー♪」

「あれぇ琴音、
あんた今日やけに朝からテンション高くない?」

「まぁね♪」

「なにかいいことあったの?」

「聞きたい?」

「そこまで言われたら聞きたい!!」

「実は…」