「気になるなら…出なよ」


優しく声をかけられて
後ろを振り返ると


お菓子と缶ジュースを持った俊哉くんが部屋に入ってきた



「言ったっしょ?待つって」



ヨイショなんて言いながら私の隣に腰を下ろして

「食べよ?」 と言いながら私の手を引っ張った



『…うん』