「もう知らないからね!」



受話器に耳をあてた途端、あずのバカでかい怒鳴り声がした。 



「なんだよ、いきなり…」



バイトへ向かう途中の車の中での出来事だった。 



珍しくあずから電話だと思ったら、いきなり何だよ?!