ん?
ここはどこ?

周りを見ると、全く知らない場所だった。


「気がついた?」


声のする方を見ると、長谷川匡がいた。


「あんた、迂濶に飛ぶなよ」


――……そうだった。

私、天界に連れて行かれそうになって、助けてもらったんだ。


「リオ様…、私牢屋行きですか?」


「はっ?なんで牢屋?」


「だって、私天界から脱走したし…、




リオ様に対して数々の無礼を…」

だって知らなかったんだもん。


そういえば私、リオ様と





キスしちゃったんだ…。