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ぼくの 妹 姫

日だまりの日々





「おにーちゃん!
起っきろー!」



ぐっすり眠ってた
ぼくの上に
蕾がダイブする



「………っう゛……
……つーぼーみー!」



いきなりの襲撃に にらむと
ぼくの上に乗っかったまま
蕾は「ふふふ」と笑い



「早く起きて
蕾のネクタイやって」



禁忌を犯した夜から
蕾は急に甘えん坊になった



子供の頃より子供になった



「蕾が よけてくれないと
ぼくが起きられないよ」



だけど蕾はニコニコしたまま
動こうとしない



………仕方ない子だねぇ



蕾を抱きしめ
グルッと寝返り
形勢逆転



ぼくの下になった蕾に
軽くキスをしたら


…………カプッ


蕾が ぼくの唇を噛み


「きゃはは」って笑う



ベッドでしばらく じゃれ合って
ようやくお互いに
学校へ行く準備をする










ほとんどの夜
ぼくと蕾は身体を重ねたけど


セックスをしてると言うよりは
裸で じゃれ合うって感じだった



最中にぼく達はよく笑ったし
何より楽しかった



生まれてから
今が一番幸せだった





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