真昼はベッドに入る前、メールをチェックした時に、PCテレビの更新情報からのリンクをクリックして、懐かしい歌を聴き、切なくそして不安定になった。

その歌は思い出があった。

思い出したくないのに、麻薬のように甘美な思い出だ。

真昼が自らの意思で16歳の処女の時代だけで生きようと決意した理由の痛い思い出を、その曲は運んできて真昼は少し泣いた。