いろんな時代、いろんな人生を傍観するうち、真昼には他人と思えない女達を見つけて、長く観察するうちに、ある事を思いついた。

まず、静香、不幸の源の静香の姉に目をつけた。

静香が大人になるまで、静香の悪口を静香の両親や親戚に吹き込み、静香を不幸な人生に突き落とした、姉の美幸だ。