ケータイ小説 野いちご

君色の空

友の気持ち

お父さんに、迷惑をかけないように。

そう、生きてきたつもりでも。

お父さんにとって私は、生きているだけで、『迷惑』な存在なのかもしれない。

そのことを再認識させられた私は、ベッドの上で泣くしかなかった。

点滴を受けている腕は、思うように動かせない。

入院生活が、こんなにも窮屈だなんて、思いもしなかった。

何も考えずに、寝ていたいのに。

目を閉じると考えるのは、嫌なことばかり。

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