ケータイ小説 野いちご

君色の空

ズル休み

『具合が悪くて…。
だから今日、学校休むから』

朝一番に、そう電話をして。

私は学校を休んだ。

具合が悪いなんて、ウソだった。

なぜか今日は、彼女に会いたくなかった。

ひとりで、いたかった。

ひとりに、なりたかった。

『やっぱり私は、ひとりなんだ』

そう実感することで、全てを受け入れることができる。

…そんな気分になっていた。




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