~ はじめに ~

 突然ですが…アナタは幽霊を信じますか?

 私はTVで霊能者を語る人々を見るたび、こう思うんです。

 「失恋で自殺した女の怨念が……」ってアナタは言うけれど、じゃあ--
 「虐待されて餓死したあの子に、親を呪い殺す力を与えてみせろ」って……

 だって、その“魂の平等”が無いのなら、幽霊なんて命への冒涜だと思いません?



 ………

 まず、馬鹿なタイトルに興味を持って下さって、大変ありがとうございます!

 『恋愛モノ』の箸休めにでも、お読み下さい。
(o^∇^o)ノ

 『第・零下一章』は、ちょい“ネタバレ”を含みます。


 …でも良いんです!
 物語は物語として楽しんで頂きたいので、魔法の解釈、ロジカルな部分は先に話してしまいましょう。

 とりあえずこの章だけでも、お付き合い頂ければ光栄です。

 物語は「第零章」から始まります!