『菜々!今日わ帰さねぇぞ…』

はっ…???
帰さないって…

どーゆう…

『俺ん家なぁ♪』

ヒロわ怪しい笑みを浮かべて
なんかご機嫌の ご様子。

…なによ。

『ヒロ、意味わかんない…』

『菜々…わかんねーの?
ヒロわねー、今夜 お泊り♪
って言ってんの!』
ゆーきが説明する。

『へっ!?お泊り…って。
なっ、なんでよ!!!!!』

『…菜々、駄目?』

『っ!!/////』

っ…可愛い!!
ヒロ…ヤバイって!!

その…
上目使い…




キュンと来る。
















『菜々っ?』

『いや…だっ、駄目…』

『えっ!!『ぢゃない…』

『あぁ、なんだー!!』




なんだー!!って………

絶対断らないって思ってた??
それって…
ある意味、嫌なんだけど。







そんな事 考えてたら…

『ヒロ!負けたのね…
だったら私の元に おいで?』

って…
誰かが。

『…なに、言ってんの?
お前…阿呆だろ。』



振り向くと…
ナルちゃん。










っ…


嫌な思い出が 頭を過ぎる。

ヒロ…
嫌だよ…そんなに
楽しそうにしゃべらないで!





『っ…ヒ…『おい!!』

えっ///
…ゆーき??

何故かゆーきが 怒って
私を抱き寄せていた。





『こいつ…忘れてねー?ヒロ。
お前…全然分かってねーぢゃん…そーゆーの、傷つくぞ』






『え………菜々!!ごめん。
俺、鈍感で………。』





『っ…ううん…ありがとう、
ゆーき?』



『う、うん。//』