ケータイ小説 野いちご

君の隣~サッカーボールを追いかけて~

1章 高2(1学期)
家族

恋は、惚れた方が負けかもしれない。


だって、心臓ドキドキだし。


顔だって、すぐ熱くなるし。


触れられたり、優しくされたりするだけで、顔がにやけちゃう。


「ダメだ、私」


近くにあった枕を、ぎゅっと握りしめた。


完全に、恋してる。


サッカーバカなあいつに。


幼なじみの修斗に。


「はぁ~」


ベットの上で、身体を半回転させた。


「ん?」


枕のあった辺りに、足が向いたとき。


なにか堅いものが足に当たった。


「あれ?」

< 27/ 660 >