ケータイ小説 野いちご

君の隣~サッカーボールを追いかけて~

1章 高2(1学期)
自転車

「お疲れ、里穂ちゃん」


「お疲れ様です」


やっと部活が終わった。


疲れた~


「お先に失礼します」


制服に着替えて、沙穂先輩に声をかけて更衣室を出て来た。


校門に向かって、一人で歩いてると。


「里穂~」


後ろから私を呼ぶ声がした。


私は立ち止まって、その声の主を待つ。


「綾香」


中学からの友達、高橋綾香が私に追いついた。


「綾香も部活終わったとこ?」


「そう」


二人並んで、歩きだした。

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