【夢】



律汰君と付き合ってからもう2ヶ月が過ぎた。



毎日仕事に明け暮れてる律汰君。



学校はなんの為に通ってるのか…。



全く教えてくれない。



それにあたしに興味なさ気…。



前に言ってた通り、仕事が好きで仕事1番。



そんな感じがする。



「夢子、俺今日接待だから先帰れ。」

「夜道を!?一人でですか!?」

「じゃあ零に送らせるから大人しく待っとけよ。」

「わかりました!!」



仕事は手を抜かない。



そしてスタッフから慕われてるのがわかる…。



「夢チャン、ポスター出来たよ!!」

「見たい!!」



あたしの事も受け入れてくれてるこの会社の人達が大好き。



皆イイ人なんだよ!!



出来上がったポスターを見せてもらった。



「これってショップに置いてあるチラシみたいなやつですか?」

「そうそう、結構集めてる子多いみたいですぐになくなっちゃうんだよね~…。」



あたしなのにカッコイイ…。