ケータイ小説 野いちご

恋する背中をつかまえて

PLAY BALL
3回表 まさかの盗塁



帰り道、桜井さんが家の
近くまで送ってくれた。

家まで送るよって
言ってくれたけど、
あまりにも目立つ車だし
近くで下ろしてもらった。


だってランボルギーニだし。



だってあの桜井 崇志だし…。



シャワーを浴びてきた後、
何事もなかったかのように
紳士に送ってくれた。





抱きしめてくれた時のような
熱を帯びた視線は
もうそこにはなかった。



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