「はるふとう」と読む。

山口県の長門から北西50キロ地点にある過疎の進んだ島。


島民300名程で、その半分は元CFG社員である。

ここでの仕事は特に何も無く、春訃島勤務を命ぜられた者は、いわゆるリストラ宣告を受けたと捉えてよい。

著しく業績の悪い者や不正をした者、伝染病にかかった者、権力闘争に負けた者などが送り込まれ、屈辱の余り退社する者も多い。

意地になってしがみつく者もいる。一般社員はこのリストラを「春訃島に転送される」と表現して恐れている。