次の日の朝、2人は揃ってバス停にやってきた。
いつものように仲良く並んで、
バスの時間ギリギリに。
「おはよう、美夕」
なんだか、いつもに比べてキラは明るかった。
もともとキラは明るい子だけど、今日は格別。
すごくいいことがあったみたいに、
ソラの横ではしゃいでいた。
「おはよう、キラ。ソラ」
ソラを見ると、いつもと同じ。
その視線はキラだけに向けられていた。
だけど、バスが到着したほんの一瞬だけど、
ソラがあたしのほうを向いて。
あたしとソラの目が合った。
だけどソラは、次の瞬間、慌ててあたしから目をそらした。
……そんなあからさまな態度とることないじゃん。
いつものように仲良く並んで、
バスの時間ギリギリに。
「おはよう、美夕」
なんだか、いつもに比べてキラは明るかった。
もともとキラは明るい子だけど、今日は格別。
すごくいいことがあったみたいに、
ソラの横ではしゃいでいた。
「おはよう、キラ。ソラ」
ソラを見ると、いつもと同じ。
その視線はキラだけに向けられていた。
だけど、バスが到着したほんの一瞬だけど、
ソラがあたしのほうを向いて。
あたしとソラの目が合った。
だけどソラは、次の瞬間、慌ててあたしから目をそらした。
……そんなあからさまな態度とることないじゃん。