ケータイ小説 野いちご

“俺様”大家の王国

引っ越し
秘密の酒盛り






その晩、拓海は違う階の友人相手に、くだを巻いていた。

「……それでさー、あいつ何て言ったと思う


『帰れ、この馬鹿!』だよ?


あの子も本気にして、顔真っ赤で逃げちゃうしさ。

それで、ジューローが血相変えて追い駆けて……

ちょっとからかっただけなのにー……。


でも、あの様子からして、あの子は処女とみた」


「そう言う事ばっかり言ってるから、

怒られたんじゃないのか?」
 

大工である彼は、冷静に言った。




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