『キラキラ』



水面に太陽の光があたる



そのキラキラを

あなたのキラキラだと勘違いした



あなたは誰よりも輝いていて


どこにいても私の視線を独占する




叱られたくて


気にしてほしくて



わざと悪い子になる





白いタオルを首にかけて


いつものようにわざとらしい怒った顔




ふわっと

私を包む白いタオル




あなたの匂い


あなたのやさしさに包まれる




タオルに……

なりたい



あなたの

タオルになりたい