…なんて言われても俺はどーすりゃいいんだ…？
気にしてもらえて嬉しいけど気のせいとか言うし…。
つか、何よりも、こんな哀しい顔見たくない………。させたくない………。
こんな顔させてるのは俺…？
「…俺って朱香ちゃんの近くにいてもいいのかな？」
「え？」
思わず聞いてしまった…。
でも聞かずにいられない。
「だってさ、俺が朱香ちゃんと話したり遊んだりして、そのことによって朱香ちゃんが悩んでしまうんであれば俺は距離を置くべきなんかなと思ってしまう。俺はどーするべき？」
君は少し悩んで答えた。
「好きにして。」
って言われても…。
すげぇジレンマ。
「…距離置くとか言っといて、やっぱりいきなりなくなったら寂しいわぁ…イライラする。自分が超うぜぇ…。このままってのはだめ…？」
恐る恐る聞くと君はやんわり笑った。
「…いいよ。私もホントはその方が楽しいもん。」
…なんだよ。
結局振り回されてる…。
でも、よかった…。
間を置くと辛い。
友達でいい。
隣がいい。
