ケータイ小説 野いちご

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続きは、社長室で。

紅涙の、始まり。




あんなに契約を、嫌がっていたのに。



抱かれるコトが、辛かったのに。



悲しさを殺して、演技に必死だったのに。



離れたキョリが、苦しかったのに。




もう…、それすら味わうコトが無くなる――




私が頑張って、必死になればなるほど。


訪れる別れを、必至なモノにさせていた。




『イラナイ』と言われる、タイムリミットの。


カウントダウンが、始まっていたのに――





「…っく・・ひっ・・」



人生そのものが、彼で埋め尽くされているのに。




彼の姿を追って、一緒に生きてきたのに。





過去と未来も、すべてが消え失せちゃった・・・







お願い拓海・・・私を、捨てないで――









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