部屋に返ってからカフェラテで、一服。






それにしても、何だかそわそわ。
落ち着かない。







さっき会ったばかりの彼女のことが、気にかかる。







一応俺だって、あいつの担当医なんだしな…
術後経過を見る義務はある。




そう自分に言い聞かせて、席を立った。






担当医という名目を使って、彼女に会いに行く。

何だか卑怯な気もしたけど…
まっ!いっか…







俺の足取りは、何だか軽い。

彼女の病室までの道のりは…楽しい。







何だか俺、気持ち悪い…
落ち着け、俺。







こうして彼女の担当医になれてよかった。

これも運命だな…。






神様に感謝した。