ケータイ小説 野いちご

お姫様と1.5人の男

second-pm.えーと、あの……

河原から帰って来て早1時間。気付けばもう午後になっていた。

……あ、思い出した。桜太君にメールの良い対処法があるのか聞かないと。

あの時はすぐに河原に連れて行かれたからなあ。

お昼も食べ終わった事だし、多分桜太君も暇だろうしね。

暇なら玄一さんの相手でもしろとか言ってきそうだし、

玄一さんも構ってと言わんばかりにまた抱きついてきそうだ。

でも頼れるのは桜太君しかいないのだ。仕方ない。こればかりは。

……で、外に出たのは良いんだけど。桜太君の部屋って何処?

思えばあたしはこの部屋から行き来している場所は限られていた。

だからその場所にはもう難なく行く事は出来るんだけど……

実はまだ桜太君の部屋には行った事がない。

つまりはどうやって行けばいいのかも分からない。

しらみつぶしに1つ1つ入った事のない部屋を回るしかなさそうだ。

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