「ここが・・・・聖星学園・・・。」


私、南城奈津美15歳高校一年生です。
つい先日父の仕事の関係で、住み慣れた田舎からこの東京に引っ越してきました。
そして今日、私はこの『聖星学園』の4年生になります。

わからない方に学校説明します。


ここ『聖星学園』は、中等部・高等部の女学園です。
中等部から1年として考えるため、私は4年生に当たります。
学園では、上級生をお姉さまと呼び、上級生は下級生を妹にして指導します。
私は今日から転校なのでまだお姉さまはいませんが・・・
あっ1人だけいました。ここの生徒会長様だそうです。
学園長先生が言うには、2年にして生徒会長を勤められていらっしゃいます。
今までお姉さまも妹もおつくりにならなっかったようです。
学園長は気をつけるようにとおっしゃるけど・・・・
何を気をつけるのかわかりません。
この先、上手く生活していけるのでしょうか・・・・


学「・・・・では、南城さんこれで学園の説明は終わりです。学校案内は、ここの生徒会長さんに頼みました。・・・・くれぐれも気をつけて下さい・・・」

学園長にしては若い30代の女性は、ソファーに腰掛けながら真剣な表情で奈津美に話仕掛ける